
webライターのお仕事を始めたいけど、やり方が分からない…。案件はどうやって探すの?クラウドソーシングのプロフや提案文はどう書けばいい?
この記事では、完全初心者向けにwebライターの始め方や案件獲得方法を解説していきます。
この記事で分かること
- Webライターの始め方
- プロフィールや提案文の書き方※テンプレートあり
- Webライターの報酬について
記事を書いた人

Webライターを始めたい初心者の方へ
あなたがライティング完全初心者なのであれば、まずは参考になる書籍を数冊GETしておきましょう。
webライターの仕事をするにあたり、特別な資格は必要ありません。しかし、いくら気軽に始められるからと言って全く知識のないまま飛び込むのはNGです。webライターも、立派な仕事ですからね。
なお、筆者がおすすめする本は以下の3冊。
沈黙のwebライティング
まさに、webライティングの基礎を学べる本です。何冊も購入する余裕がない方は、とりあえずこれだけ読めば大丈夫。
文章力の基本の基本

基本的な文章テクニックを分かりやすく簡潔に解説してくれている本です。文章術系の書籍は何冊も読みましたが、基礎の基礎をサクッと学びたいならこれが一番おすすめですね。
SEOに強いWebライティング 売れる書き方の成功法則64
webライターには、SEOの知識も必須です。こちらはライティングに慣れてきてからでもOKですが、SEO対策から文章の書き方までを初心者でも分かりやすく解説してくれているので、絶対に読んでおくべきでしょう。

webやyoutubeでもある程度は学べますが、上記のような本を数冊ゲットして、パソコン横にでも置いておくと重宝しますよ!
Webライターの始め方
ではこれからwebライターの始め方を紹介していきますが、そもそもwebライターが仕事を得る方法は主に以下の3通りです。
Webライターの案件獲得方法
- クラウドソーシングで案件を探す
- ツイッターで案件を探す
- メディアに直接応募する
- 相手から仕事依頼がくる
有名なライター・ブロガーともなれば黙っていても仕事のオファーがくるかもしれませんが、初心者は自分で仕事を探す必要があります。
なので今回は、初心者でも自分で仕事を探せる「クラウドソーシング」経由での始め方を解説していきましょう。
Webライターの始め方その①クラウドソーシングへ登録する
クラウドソーシングは簡単に言うと「仕事をしたい人」と「仕事を依頼したい人」を繋ぐサービスです。
無料で登録ができる上、登録後すぐに案件獲得も可能なので、初心者はクラウドソーシングで仕事を探すのが一般的でしょう。

現在50万円を稼ぐ私も、この方法でwebライターデビューしました。
クラウドソーシングは色々ありますが、webライター初心者向けの案件が多いのは業界最大手の「ランサーズ」です!

ランサーズの登録方法
まずはランサーズトップページへアクセスし、「仕事を受けたい」タブから「会員登録」をクリックします。

登録方法は、
- メールアドレス
- Yahoo
から選べるので、案内に従って登録していきましょう。
なお、職業は「ライター」、希望時間単価は1,000円ぐらいでOKです。

次へを押すと登録は完了です。登録後時間がある時に、本人確認、ランサーズチェック
Webライターの始め方その②プロフィールを設定する
ランサーズにログインし、自分のユーザー名やアバター部分をクリックすると、プロフィールの編集ができます。
以下の項目は全て埋めておきましょう。
- プロフィール写真:好きな画像(顔写真推薦)
- キャッチフレーズ:「納期厳守を心がけます」「◯◯(ジャンル)記事が得意です」など
- 自己紹介:過去の職歴や資格など
- 稼働状況:「仕事できます」を選択
- 報酬額の公開設定:どちらでも
上記の入力が終わったら、個人情報の欄も入力してくださいね。
なお、得意なカテゴリは自分ができそうなことを選択すればOKですが、分からないという方は以下にチェックを入れておきましょう。
- 記事作成・ブログ記事・体験談
- その他(ライティング)
最後に「保存する」をクリックすれば完了です。
Webライターの始め方その③案件を探す
ランサーズマイページの上部にある「仕事を探す」をクリックし、「ライティング・ネーミング」をクリックすればライター案件が出てきます。
初心者であれば、さらに「記事作成・ブログ記事・体験談」に絞って探すと取り掛かりやすい仕事が見つかるでしょう。

プロジェクトとタスクの違い
- プロジェクト:クライアントに1:1で仕事をもらう(応募して承諾されれば作業開始)
- タスク:数名が一斉に作業する仕事で、クライアントの承諾不要でその場で仕事に取り掛かれる(低単価・短時間で完了するものが多い)
登録したばかりの頃はタスク案件に取り掛かり実績を作るのも一つの手です。

タスク案件で実績を作れば、プロジェクト案件も受注しやすくなります。
プロジェクトは、できるだけ「未経験OK」の案件を見つけましょう!
Webライターの始め方その④案件に応募する
気になる案件(プロジェクト)を見つけたら、仕事に応募する「提案」という作業を行います。

「提案」は、一般的な就職活動でいう履歴書の送付のようなものですね。
「応募はメッセージで」などの場合もありますが、ほとんどの案件が採用まで以下のような流れで進みます。
- 提案
- クライアントの承諾(採用)
- 作業開始
依頼詳細やクライアント情報を隅から隅までしっかりと読み、特に以下の項目はよく確認しておきましょう。
要チェック
- 納期
- 文字数
- 文字単価
- 画像選定の有無
- クライアントの評価
ではその具体的な方法ですが、気になる案件が見つかったら「提案する」をクリックします。

挨拶からはじまり、簡単なプロフィール、応募した動機、アピールポイントなどを記載しましょう。※提案分のテンプレートは後で紹介します。
次に、提案金額を入力する項目が出てくるので、クライアントの依頼内容で指定されていた金額・納期になるように設定しましょう。

なお、追加オプションは任意です。(初心者さんは気にしなくてOK)
内容を確認し、「利用規約に同意し、提案する」を押せば提案の完了!あとはクライアントさんからの連絡を待ちましょう。
案件に提案後の流れは?
提案が採用されたら、ランサーズから通知が届き、本当に依頼を受けるかどうかの承諾ページが出てくるので、内容を確認し問題がなければ承諾しましょう。

この時点でわからないことがある時は、必ずクライアントさんに確認しておいてください!
承諾後は、以下のような流れで進みます。
- クライアントから仮入金
- 記事の執筆
- 納品(方法はクライアントの指示に従う)
- 修正方法など
- 問題がなければ完了報告
- クライアントが支払い手続き(入金)
当然ですが、仕事は納期厳守&コピペ厳禁です!
なお、ライティングのやり方が分からない…という方は以下の記事を参考にしてみてくださいね。
初心者Webライターが案件獲得できるプロフィール・提案文の書き方
クラウドソーシングのプロフィールや提案文に正解はありませんが、活動していく上でとても重要な項目です。
何か自分の「売り」を見つけ、ばんばんアピールしていきましょう。例えばあなたが「ママ」ならば、それも立派な強み。子育て系の案件で重宝されます。

以下でおすすめのプロフィールや提案文の例を載せておきます。
案件獲得できるプロフィールの書き方
プロフィールには、以下を記載しましょう。
- 挨拶
- 自分の強みになること(趣味でもOK)
- 得意なジャンル
- 作業・連絡可能な時間帯
※初心者であることをわざわざアピールする必要はありません。
プロフィールのテンプレート
以下のテンプレートは、本業で介護士をしているママさんを想定しています。
はじめまして、●●●と申します。
現在、療養型の医療施設で介護士をしながら、ライター活動を行っています。
特技はピアノ演奏で、幼少期から●年間学び、コンクールでの受賞経験もあります。
▶︎学歴・資格
・●●大学●●学科卒業
・TOEIC●●点
・介護福祉士
▶︎職歴
・アパレル
・雑貨店でアルバイト
・介護士
▶︎得意なジャンル
・介護
・音楽
・ファッション
・育児、子育て
▶︎作業可能な時間帯
・平日の13時〜17時/21時〜24時
・土日祝日の8時〜15時
※ご連絡は24時間以内に返信いたします
※小さな子供がいるため作業時間が変動する可能性がございます
迅速な納品・クライアント様に喜んでいただける記事の執筆を心掛けておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
伝えたいことはたくさんあるでしょうが、あまり長々と書きすぎないことがポイント。
※小さい子供がいるなど迷惑をかける可能性のあることは必ず記載すること。

私がオススメするのは例文のような箇条書きです!読みやすいプロフィールに仕上げましょう。
案件獲得できる提案文の書き方
案件獲得のための提案文には、以下を記載しましょう。
- 挨拶&簡単な自己紹介
- 案件に応募した理由
- 作業・連絡可能時間
- 納期について
なお、提案文にも初心者であることを記載する必要はありません。
提案文のテンプレート
※先ほどの方が、介護系の案件応募を想定しています
はじめまして、●●でございます。
現在、介護士をしながらライター活動をしています。
今回「(案件名)」の募集を拝見し、ご連絡させていただきました。
私は今まで●年間介護士の仕事に就いており、●●年には介護福祉士の資格も取得しました。
募集内容の●●に関しても知識と経験があるので、お役に立てると幸いです。
なお、ランサーズでの実績はまだ少ないので、テストライティングを受けさせていただいてもよろしいでしょうか。
作業時間は毎日●時間以上確保しており、メッセージは24時間以内に返信可能です。
もし今回採用していただけた場合、●日までにご依頼していただければ●日までに納品いたします。
クライアント様のご要望に答えられるよう、一生懸命お仕事をさせていただきますので、ご検討をよろしくお願い致します。
応募条件などに記載必須項目などがあれば、そちらも必ず記載しましょう。
思い切って「自信がある」とアピールしてみるのも良いですね。
もしも応募する案件が知識の少ないジャンルなら、以下のように興味があること・しっかりとリサーチすることをアピールします。
「●●に関しての知識は少ないですが、とても興味がある内容ですので、応募させていただきました。徹底的に情報収集し、クライアント様が満足できる記事の執筆に努めますので、どうぞよろしくお願い致します。
今回紹介した例は、私も実際に使用する提案文を一部改変したものです。

これでwebライターの案件を獲得できているので、是非取り入れてみてください!
初心者Webライターの報酬はどのぐらい?
Webライターの報酬は基本的に「1文字●円」の形で組まれていますが、その金額はピンキリです。
クラウドソーシングの募集に多いのは、0.5円〜2円ぐらいでしょうか。

それ以上の案件もたくさんありますが、私の経験からして2円以上の場合は直接お声がかかるケースが多いです。
初心者はまず、文字単価0.5円〜1円の案件獲得を目指しましょう。
1文字1円の案件なら3,000文字書いて3,000円の報酬となり、1時間で書けるなら時給3,000円。悪くないですよね。
案件獲得のハードルを下げたいなら、まずは0.5円ぐらいの案件に応募するのがおすすめです。
文字単価0.5円の報酬目安
- 3,000文字なら1,500円
- 1時間で書けるなら時給1,500円
0.5円程の案件で実績を作り、1円以上の案件に挑戦する流れがベストではないでしょうか。
なお、Webライターの仕事はやればやるだけ報酬が発生するので、稼ぎたいのであれば作業量を増やせば良いだけです。
作業時間を確保できなら、完全初心者でも1日3,000円ぐらい稼ぐのは難しくないでしょう。
Webライターの案件を獲得してスキルアップしていこう!
以上がwebライターの始め方や案件獲得方法についてでしたが、ライターを始めるのは難しくありません。
Webライターの仕事はお金を稼ぎながら文章力やSEO、web全般の知識を身に付けられるので自分の資産となる上、未経験からでも十分フリーランスを目指せるでしょう。
ただし…
Webライター初心者へ向け「1文字1円以上の案件を獲得しよう!」と勧められているサイトが多いですが、正直今は1円案件のハードルが上がっているため全くの初心者には難しいかもしれません。
なので、初めのうちは単価を気にせず、自分のできそうな案件にどんどん挑戦して実績を作っていくのがベストですね。
webライター初心者におすすめの書籍
