
未婚で産んだ子供にパパのことを聞かれた!なんて答えればいいのか分からない。父親のことや、父親がいない理由はどう説明したらいいのか分からない。真実を伝えるべきなの?
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- パパのことを聞かれた時の注意点
- 子供の質問に対する答え方の例
- 真実を伝える必要性とタイミング
未婚シングルマザーがいつか必ず直面する「パパのこと」問題。
子供は成長していくにつれ、「お友達にはパパがいるのに自分にはいない」と気付き、周囲との違いを認識し始めます。
すると当然、真っ先にママに質問するでしょう。
そんな時、動揺してしまい間違ったアンサーを出すことは避けたいですよね。

この記事を読めば、突然の質問にも慌てることなく対処できるはずなので、ぜひ参考にしてみてください!
「パパは?」と聞かれたら〜父親の話をする時の注意点〜

子供にパパのことを聞かれたなら、ママとしてはしっかりと答えてあげたいですよね。
まず、子供がどんなに小さくても絶対に嘘はつかないようにしてください。
子供は小さい時に聞いた話も案外覚えているものです。小さいからと言って下手に嘘をついてしまうと、大きくなって真実を知ったとき、「今まで聞いてた話と違う」と不信感を抱く可能性もあるので注意しておきましょう。
これから紹介する注意点も踏まえながら、慎重に対応してください!
その①「答えない」「はぐらかす」はNG
ママに父親のことを聞いた時、答えてくれなかったり、はぐらかされたりすると、子供の疑問は増すばかり。
母親が父親の話題を避けることで、
- 「聞いちゃダメなんだ」「秘密なんだ」と感じる
- 「自分が悪いからパパに会えない」「パパは自分のことが嫌い」などと考えてしまう
さらに困惑させた上、勝手な想像・解釈をさせてしまうので、きちんと向き合いましょう。
その②父親に関する悪い話は絶対にしない
未婚ママからしたら、父親のことを良く思っていなかったり、別れの原因が子供のためだったり、記憶から消したいと思っているなど色々とあるものです。
しかし、たとえ会ったことがなくても子供にとってはたった一人の父親。とても大切な存在です。
パパの悪口を聞いていい気分にはなりませんよね。

ママの気持ちはぐっとおさえ、マイナスな話はしないようにしましょう。
その③大切なのは「納得させてあげること」
子供は「父親がいないこと」をママの想像以上に気にしているものです。
その理由を納得させるような答えを出してあげないと、子供の疑問は更に増え、周りとの違いに不安を感じてしまうでしょう。

パパの話をするときは、しっかりと納得できるように伝えるのがポイント!
例えば、「あなたにパパはいない」とさらっと答えるのは間違いです。父親がいない子などいませんからね。
パパはいるけど一緒に暮らせないということをしっかり伝えてあげましょう。
シングルマザーが父親の話を聞かれたときの答え方

それでは、実際に子供から父親について聞かれた時にどう答えればいいのか、いくつかの例をあげてみましょう。※小さい子供(幼児)を想定しています
父親がいない理由
子供の質問
どうしてパパがいないの?
ママの答え方
- パパはいるけど遠くにいるんだよ
- パパとママ喧嘩しちゃったの、ごめんね
- ママがパパもしてるんだよ
「父親は誰なのか」
子供の質問
パパは誰なの?どんな人なの?
ママの答え方
- ママと仲良しだった人だよ
- カッコいい人/優しい人だよ
- 〇〇(職業)してる人だよ
父親に会えない理由
子供の質問
どうしてパパに会えないの?
ママの答え方
- パパは遠くでお仕事をしてるんだよ
- パパはお仕事で忙しいの
- ママとケンカしちゃって会ってないの
【参考】未婚シンママ家庭の我が家の場合
ウチの娘は現在7歳ですが、自分に父親がいないことは理解しているもののまだそこまで気にしていないようで、実はまだ彼女からパパに関する質問を投げかけられたことがありません。
しかし、私の目の前でお友達から「なんで〇〇ちゃんにはパパがいないの?」なんて聞かれていることもあったので、こちらから父親に関する話を持ち出しました。
と言っても、「パパはいるけど、遠くに住んでるの」そう伝えただけです。まだ幼い娘は「そうなんだ〜」という感じでそれ以上何も聞いてくることはありませんでした。
我が家のようにほとんど気にしていないような子供もいれば、気になって仕方ないという子供もいるでしょう。
基本的には、聞かれたら答えるスタイルでOKだと思います。
【結論】シングルマザーが父親の話を聞かれた時のベストアンサーは?
未婚シンママ家庭といっても状況や子供の性格は様々で、それにより答え方も変わってきますが、子供を納得させることができればOKだと思います。
嘘を付かず、ママが子供の気持ちをしっかりと考えながら答え「子供が納得した」のであれば、それがベストアンサーでしょう!
しっかりと答えても子供は不満を感じることがあるかもしれません。
そんな時は、「パパいなくてもママがいるじゃん!おじいちゃんやおばあちゃんもいるしね」などと、明るく前向きな言葉をかけてあげましょう。
家に父親がいないことは変わることのない事実ですが、まずはママが「母子家庭であること」に自信を持って接することで、子供はそれを受け入れ、安心して生活できるのではないでしょうか。
父親の話はいつか真実を伝えなければならない

小さい時は簡単な答えで納得してくれた子供も、年齢を重ねるにつれいずれは詳細な理由(真実)を知りたがります。
未婚シングルマザーの子供が一番気になるのは、どうして一人で産んだのかというところでしょう。
子供には、
- 自分が誰の子供であるのか
- どのようにして生まれたのか
これを知る権利があるので、父親のことや未婚で産まれた理由はいずれきちんと伝えてあげなければなりません。
しかし、タイミングには注意が必要です。
- 小さい子供は理解できず、伝える必要もない
- 思春期の多感な時期の子供には、衝撃すぎるかも…
適切なタイミングというのは子供の性格にもよるので、ママが見極めるしかないでしょう。
大きくなりすぎると逆に言いにくくなる可能性も考えられますから、小学生ぐらいのタイミングで「ママ結婚しなかったの〜」と、重くなりすぎない感じで話してあげてもいいかもしれませんね。
まとめ:子供の父親の話は慎重に!
未婚で生まれた子供は最初から父親の存在を知りませんが、「パパがいない」ことに気付くのは時間の問題です。
子供の年齢も考え、理解できる言葉で優しく本当のことを説明しましょう。
結論として、以下のような答え方&伝え方ができればそれが正解です。
- 子供が納得した
- ママが子供の気持ちを一生懸命考えた
父親の話や未婚で産まれた理由、そのような話題は明るく話すのもポイントだと思いますね。
ママがポップに話せば子供が重く受け止めてしまうことは防げるはずなので、明るく向き合い、子供の疑問を解決してあげましょう!